宮古市西が丘の女性の方の感謝の声です。
なんとも一ヶ月半ぶりの更新です。ご紹介したい絵馬はたくさんあるのですが、何分筆無精なもので・・・気長におつきあい頂ければと思います。
さてこの方は、家に大国様と恵比寿様をお祀りできた事を喜び、そして家族の病気が良くなっている事を感謝しています。
おそらく神棚に御札を祀るか、若しくは庭に祠を建ててそこに神様をお遷ししたものと思いますが、日本人にとって古来より神様は、かくも身近な存在でした。
ところが最近は、神棚を祀らない家庭が増えています。
理由は様々でしょう。若者の宗教離れが叫ばれる事もあれば、家の作りの変化、ライフスタイルの変化が指摘される事もあります。
しかし私は何よりも、神様が「特別な存在」になってしまった事が一つの原因ではないかと思うのです。
現代において、私たちは身近なものに神様を感じずに、神社や今流行のパワースポットでしか人知を超えた力を感じる事が出来なくなってしまっています。
本来、神様はその辺の道端の草一本にも宿っています。それを感じる事が出来なくなっては、生活から神様が遠ざかっていくのも致し方ないと言わざるを得ません。
多くのご家庭で神棚を祀っていただくには、何よりもまず神様に親しんで頂き身近に感じて頂く事が必要なのではないかと思う今日この頃です。
この方も、神様と生活を共にすることによって、自分を取り巻く何気ない数多くの感謝に気付く事と思います。
神様に感謝、感謝。